インフルエンザの潜伏期間はごくわずか!うつる可能性はいつまで?

冬を代表する厄介な病気にインフルエンザがあります。

 

高熱や全身の倦怠感や痛みが特徴でかかった本人はたまったものではありません。

 

そしてインフルエンザをさらに厄介なものにしているのはその感染力の強さです。

 

インフルエンザは発症後はもちろん、潜伏期間(ウィルスに感染してから実際に症状が出るまでの期間)も感染力があるんです。

 

看病していて移ってしまったりしていては大変です。最悪家族全員が感染してしまうということだって十分考えられます。

そのようなことにならないために今回は、インフルエンザの潜伏期間について感染する可能性はいつからいつまであるのかについてご説明したいと思います。

 

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インフルエンザの潜伏期間からの感染が一番怖い!

インフルエンザのウィルスの繁殖力は非常に強く、潜伏期間は1日〜2日程度が一般的です。

 

 

そして、インフルエンザが感染能力を発揮する期間は発症の一日前位から1週間程度であると言われています。

 

 

つまり、感染者が実際に高熱を出したり明らかに「インフルエンザに感染した!」と分かる前から感染の危険があるということです!

 

これが意味することは、潜伏期間中の感染を予防することは不可能に近い!ということです。

 

ですから、気温が下がり空気が乾燥してインフルエンザウィルスの活動が活発になる11月後半〜12月くらいになったら家族で予防を徹底することが第一の対策になります。

 

インフルエンザの予防の注意点についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

インフルエンザの予防にうがいが無意味な理由!正しい予防法は?

 

また、その頃の時期には予防接種を受けて身体の免疫力を高めておくことも効果的です。

 

風邪

 

インフルエンザは感染したら発症は免れないのか?

さて、潜伏期間が短く事前の症状もほとんど見られないのが厄介なインフルエンザですが、感染したら発病は免れないのでしょうか?

 

正直なところ発病する可能性はかなり高くはなりますが、「絶対に」とも言えません。

それは、身体がウィルスを撃退できれば感染しても発病にまで至らないからです。当然といえば当然ですが、発病しないようにできるのであればその方がいいですよね?

 

実際に、「あ、今感染した!」とはわかりませんが、感染してもウィルスに負けないための生活のポイントをご紹介します。

 

ウィルス

 

 

水際でインフルエンザからあなたを守る3つのポイント!

1.水分補給をこまめに行う!

インフルエンザの感染を最後に防ぐ場所は喉です。空中に浮遊したウィルスを吸い込んだり、手などにウイルスが付着した状態で食事を取ることで体内に侵入してきます。

 

喉の粘膜には線毛という器官があります。

 

線毛はフィルターのような役目をしていて、ウイルスを体外に排出する作用があります。しかし、冬の乾燥した空気にさらされて粘膜の潤いが少なくなると線毛の活動が鈍くなりフィルター作用が鈍くなってしまいます。

 

この線毛にしっかり活動してもらうには喉の中を潤った状態にしておくように気を使う必要があります。ですから、こまめに水分を補給する必要があるのです。

 

水

 

2.体力をつける。

これはインフルエンザに限ったことではありませんが、体力が落ちると体内の抵抗力も一緒に下がってしまい、侵入したウィルスを攻撃する事ができず、ウィルスの好き放題にされてしまいます(汗)

 

対処法の基本としては栄養のバランスのとれた食事を意識することです。

 

特に、ビタミンDの含まれた食事を取ると効果的です。

 

ウィルスと戦う体内の成分と聞くと「抗体」を想像しがちですがそれだけではありません。抗体の他には抗菌タンパク質という成分も活躍します。

ビタミンDにはこの抗菌タンパク質の合成を促進させる効果があるので、ビタミンDを取ることは戦う抗体へ援軍を送ることにもつながるのです。

 

ビタミンDは魚やシイタケに多く含まれていますので冬の時期には意識して摂るようにするといいです(^^)

 

シイタケ

 

3.睡眠をしっかりと取る。

睡眠は体力を回復させるだけでなく、身体を細胞レベルで補修したり、新しくしてウィルスへの抵抗力を維持するための大切な時間です。睡眠時刻が深夜にずれ込んだり、睡眠時間が短いと十分に回復できません。

規則正しい生活を心がけ身体を気遣いましょう!

 

ベッド

 

最後に

インフルエンザはやはり感染しないことが一番です。

今からでもできることはたくさんあるはずです。手洗いやマスクの装着などできることはしっかり対策しておきましょう。

 

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