インフルエンザの予防にうがいが無意味な理由!正しい予防法は?

冬になると気になるのがインフルエンザ(汗)!

 

日本という医療機関の整備が整った国であっても毎年たくさんの方がインフルエンザにかかってしまっています。

 

風邪

 

2009年にはパンデミックと言われる世界的な流行もあり、インフルエンザの怖さを改めて感じた方も多いはず(^_^;)

 

ところでみなさん!冬場はインフルエンザの予防をしていますか?

 

予防といえば、うがい、手洗い、予防接種などが思い浮かぶと思いますが、じつは、「うがい」がインフルエンザにとっては予防にならないと言われていることをご存知でしたか??

 

インフルエンザのウィルスの特徴から近年、うがいは予防にならないということがわかったようなんです(汗)

そこで今回はうがいがインフルエンザの予防にならない理由と、インフルエンザに効果のある予防法をお伝えします!

 

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うがいがインフルエンザに無意味な理由!

まず、うがいをすることはそもそもどんな効果をねらったものであるか?について説明しますね(^^)

うがいの目的は以下の様なものが挙げられます。

 

  • 口の中や喉を水などで洗浄することで口の中の細菌やホコリを粘膜と一緒に取り除いて環境を整える。
  • 喉刺激し粘液の分泌が盛んになったりや血行がよくなることで防御力を高める。
  • 唾液の分泌を促進して殺菌効果を高めウィルスを撃退する。
 

これらは風邪の予防には効果があることが実証されているのですが、インフルエンぜに限っては効果が無いんです。

 

何故か?

 

それはインフルエンザウイルスが口や鼻から侵入て、身体を攻撃し始めるまでの時間が早いということが理由なんです!

 

インフルエンザは喉の奥の気道に付着するとなんと、たったの20分で体の細胞に取り込まれて増殖し始めてしまうんです。

 

つまり、後でのんびりうがいをしてももう遅いということなんです(^_^;)

 

もし、インフルエンザをうがいで予防するとしたら単純に考えて20分に1回うがいをしないといけないことになってしまいます(汗)

 

こんなことになってしまったらまるでうがいをするために生きているようなもので、はっきり言って不可能ですよね(^_^;)

だから、うがいはインフルエンザの予防に効果が無いと言われているんです。

 

ウィルス

 

インフルエンザの感染を効果的に予防する正しい方法は?

うがいが効果が無いということがわかったわけですが、これから分かることは「インフルエンザを防ぐには口や鼻からウィルスを入れない」ということしか方法がないということです(^_^;)

インフルエンザの感染経路としては飛沫感染接触感染があります。

 

飛沫感染とは感染者の咳などで空気中に放出されたインフルエンザウィルスを吸い込んでしまい感染すること。

接触感染は、手などにインフルエンザウィルスがくっついてしまっている状態で、口や鼻を触ることで感染してしまうことです。

 

この2つに関する予防法をみてみると。

  • 飛沫感染予防・・・マスクの装着、人混みなどへの外出をできるだけ避ける。
  • 接触感染・・・外出後に石鹸やアルコールで手洗いを欠かさず行う。

この2つが考えられます。

 

実際の所、風邪の予防とそんなに変わらないんですよね(^_^;)

 

基本的な風邪の予防をしつつ「ウイルスの侵入を防ぐ」ということにより気を使おうというもので、保健所や厚生労働省などもこれらの予防法を励行することを毎年呼びかけています。

 

マスクをした子供

 

あとは、万が一ウィルスが侵入してきたとしても、身体の免疫力が強ければ発症せずに撃退することもできるので、バランスのとれた食事や十分な休養を取ることは必須ですね(^^)

 

また、インフルエンザウィルスは湿気に弱いのでお部屋など湿度をコントロールできるところでは乾燥させずに適度に空気を潤わせておくことも大切です!

 

50%〜60%の湿度を保つことは人間の喉の粘膜が荒れることを防げるのでウィルスに対する防御力も高まります(^^)

 

やはり冬場は加湿器があれば付けておいたほうがいいですね(^^)!

 

そして、最終手段というか有効性が高い手段としてはやはり

 

予防接種

 

があります。

 

注射器

 

予防接種はワクチンを体内に入れることでインフルエンザにかかった時に近い状態にして、実際にインフルエンザウィルスが体内に入ってきた時にやっつける働き(免疫力)を高めることが狙いです。

 

人間には自然な状態ではインフルエンザウィルスに対する攻撃力が少ないので、予行練習を行なって本番に備えておこうというものです。

 

一度受ければ、大人であれば半年程度は効果が見込めるのでインフルエンザが流行する前に予防接種を受けておくことをおすすめします。

 

お子さんやお年寄りの場合は2回受けないと十分な効果が得られないと判断されることもあるので早めに病院に相談しておいて損はありませんよ!

もし大流行してしまったらワクチンが足りなくて予防接種が受けられないということにもなりかねませんからね(^_^;)

 

それでは最後に効果的なインフルエンザの予防法をまとめて終わりにしたいと思います(^^)

 

インフルエンザの効果的予防法のまとめ
  • 手洗い(接触感染予防)
  • マスク(飛沫感染予防)
  • 予防接種(免疫力アップ)
  • 体調管理(抵抗力アップ)
  • 湿度管理(抵抗力アップ+ウイルスの活動の抑制効果)

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