2015年選抜高校野球出場校はどこ?中国・四国、九州・沖縄、21世紀枠編

2015年3月21日に開幕する第87回選抜高等学校野球選手権大会(春の選抜高校野球)の代表校紹介の最終回です!

今回は、中国・四国地区、九州・沖縄地区の代表校計9校と21世紀枠選出の3校についてご紹介します!

 

強豪・古豪・初出場校と多彩な顔ぶれが楽しめるのが選抜の魅力の一つ!あなたの母校や地元校の活躍はいかに!!

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北海道〜近畿までの出場校について、は目次から移動して頂き、リンクを進んで頂けると幸いですm(__)m

第87回選抜高等学校野球大会出場校

中国四国地区代表(5校)

宇部鴻城 (山口・2回目 12年ぶり)

2007年以来、広島勢が初戦で姿を消す波乱の中、大会を制したのは山口の宇部鴻城!初戦の広島・西条農高戦をコールド発進し、その後は、2点差、1点差の試合を競り勝った堅実なチーム!

一口評価!
宇部鴻城の原動力はバッテリー!夏まではライトを守っていたエース上西は、コントロールの精度が高く、3試合33回を投げて、自責点はわずかに1点という安定感。

そして、その女房役の捕手・町田はまさに、ホームを守る守備の要。こちらも4試合でパスボールがわずかに1つ。上西のピッチングの精度の高さは、捕手・町田への信頼感が大きいのでは?

甲子園でも全員野球の宇部鴻城に期待!

岡山理大付 (岡山・5回目 17年ぶり)

宇部鴻城に延長の末惜敗したが、岡山理大付もハイレベルなチーム!1999年夏には岡山県勢初の決勝進出を果たした記録にも名を残している名門。2007年夏依頼甲子園から遠ざかっていたが、ついに、悲願の切符を手に入れた!

一口評価!
岡山理大付も宇部鴻城に負けないバッテーリーの安定感が魅力。

エース・西山はベース際で滑るようなスライダーが武器。捕手・藤井もパスボール0に加え、許した盗塁はわずかに2つと、捕球・送球能力が高い!

また、1年生も侮れず、3番立花の打棒と、セカンド宗光のフィールディングも見どころ!

米子北(鳥取・初出場)

中国・四国地区の3校目は、準決勝で優勝校・宇部鴻城と接戦を演じた米子北です!

一口評価!
米子北は投手3本柱が見どころ!140キロを超えるストレートが売りのエース高橋、スプリットが得意球の福本、そして、技巧派ピッチングが冴える上貝とそれぞれ全く違うピッチャーが揃っている事は、対戦相手も嫌なはず!

3人の必勝リレーで甲子園でも勝利を!!

英明(香川・初出場)

優勝候補とささやかれていた夏の県大会、悪夢の初戦敗退の雪辱を晴らし堂々の初出場!四国王者は英明!

一口評価!
英明は創部が2005年と歴史の浅いチームだが、春夏通算3度めの出場。

エース田中は最速141キロのストレートを武器に名門・鳴門を6回無失点、その後を継いだ、2番手中西も、キレの有るスライダーと打者にタイミングをとらせない技巧派投手。

この2枚看板が甲子園での躍進のカギを握る。打線も、県大会で50得点を叩きだしており、投打がかみ合えば甲子園での大勝も!!

今治西(愛媛・14回目 2年連続)

四国から最後の切符をもぎ取ったのは、伝統校の今治西!高知の名門・明徳義塾との接戦を物にした粘り強さは本物!!

一口評価!
エース杉内は実は、元三塁手!というのも本来エースとなるべき秋川が肘の手術のため、登板できないというピンチに白羽の矢が立ったのだ。

しかし、この杉内は県大会全試合に登板し、くせのあるストレートを武器に防御率1.35という抜群の 安定感を見せ、四国大会も決勝まで駒を進める原動力となった!

エース杉内のコンバートにより、守備陣も大幅に入れ替えられたチームだということを考えると、選手たちの対応力には脱帽!冬を越えて、どこまでチーム力が上がっているかが非常に楽しみなチーム!

九州・沖縄地区代表(4校)

九州学院 (熊本・6回目 3年ぶり)

初戦に 夏の甲子園メンバーが6人も残る長崎・海星を下し、その後は危なげなく勝ち進み見事九州大会を制覇!

一口評価!
大型右腕のエース伊勢はムービングボールを操り、県大会から九州大会決勝まで一人で投げ抜いた豪腕の大黒柱!

打線も、九州大会では、出場選手全員が安打・打点を記録しており、しぶとさがある。

攻撃のバリエーションが少ないという課題点があるものの、冬を越えどこまで進化しているか楽しみ!

糸満 (沖縄・初出場)

県大会前の怪我にもまけず、九州大会の決勝では九州学院との激戦を演じ、見事準優勝で甲子園確定!

一口評価!
糸満は県大会、九州大会の前に主力選手3人が怪我をするというアクシデントに見舞われてしまった。そんな中で、甲子園への出場を決めたことは、脅威!

初戦でさが学園を圧倒し、その後は準々決勝で大分・明豊、準決勝で鹿児島・神村学園と甲子園に名を連ねる強豪を撃破し、主力が本調子出ないにもかかわらず、沖縄野球の強さを見せつけた!

選抜では、万全のコンディションで望んで旋風を巻き起こして欲しい!!

神村学園 (鹿児島・5回目 2年連続)

糸満に惜敗するも、粘り強さは本物!2年連続で選抜出場をもぎ取る!

一口評価!
神村学園は、準々決勝・準決勝と粘り強い試合を見せている。決勝の九州学院-糸満がサヨナラの接戦であったことを考えると、糸満を最後までくりしめた神村学園も九州を代表するにふさわしい強さを持っている。

エース北庄司はサイドから137キロの速球と、カットボール、ツーシーム、スライダー、シンカーと多彩な球種を操り打たせて取るピッチングが持ち味。

クリーンナップも破壊力は抜群!だが、九州大会では残塁が多い試合もあり、チャンスを手堅くものにする力を選抜までに、どこまで向上させることができるかがカギ!

九産大九州(福岡・2回目 16年ぶり)

準決勝での大敗に、甲子園が危ぶまれたが、大分・明豊との選考に競り勝ち、選抜は1999年以来となる、16年ぶりの切符を手にした!

一口評価!
九産大九州はスタメン9人のうち、5人が1年生というチーム。バッテリーも1年生コンビだが、エース岩田は内角を強気にどんどん攻める、強気のピッチャー!

一年生主体のチームだけに、一冬越えてどこまで成長しているかとても楽しみ!!

甲子園

 

21世紀枠(3校)

最後は21世紀枠の紹介です(^^)

今年は、伝統ある古豪も名前を連ねています!

豊橋工 (愛知・初出場)

豊橋工は、愛知県秋季大会3位、東海大会への出場を果たしました。

一口メモ!
秋季大会の成績だけでなく、2014年夏の県大会でも、4回戦に進出。優勝した東邦高校に9回までもつれる接戦を演じ、甲子園に出場するだけのポテンシャルは十分に秘めているチーム。

練習環境は他の部活と共有という、決して恵まれているとは言えないなかで練習し、強豪校に食らいつくという好成績を収め続けていることも、好評価!

ぜひ、甲子園常連校を苦しめてもらいたいですね!

松山東 (愛媛・2回目 82年ぶり)

松山東は、愛媛県秋季大会2位で、四国大会へ出場。実に63年ぶりの秋季大会出場でした。

一口メモ!
松山東は、旧制・松山中時代の1933年(昭和8年)の春夏連続出場以来、実に82年ぶりに甲子園への切符を手にしました!

松山東は県下でも有数の進学校。夏目漱石がかつて先生として教壇に立っていたという歴史のある超伝統高です。

そんな松山東野球部は、進学校ゆえか、練習時間は2時間と限られ、練習スペースも平日は内野程度のスペースしか使えないという、極めて制限された中での今回の躍進は、21世紀枠の選ばれるには十分ですね(^^)!

桐蔭(和歌山・16回目 53年ぶり)

桐蔭は和歌山県秋季大会では、ベスト8まで勝ち残り県二次予選まで進出。二次予選では優勝校となった箕島を相手に5対7と善戦。こちらも、松山東に並ぶ文武両道の伝統校です!

一口評価!
桐蔭高校は旧制・和歌山中時代を含め、春15回・夏20回甲子園に出場し、春1回・夏2回の優勝という成績を収めた古豪!

現在は桐蔭高校となり、県下でも有数の進学校となっています。野球部も例外ではなく、毎年の様に県大会へ出場する実力を持ちながら、部員の多くが毎年、現役で有名大学へ進学しており、学業における実績も優秀!文武両道を絵に描いたようなチームでもあります!

全国の強豪相手に、ぜひ甲子園を楽しんで欲しいですね!

21世紀枠って何?という方はこちらの記事も!

 

北海道から関東・東京地区の出場校は?

北海道から東北、そして関東・東京の代表校についての紹介記事はこちらです!

2015年春の選抜高校野球!出場校と評価をチェック!北海道から関東編

 

東海から近畿地区の出場校は?

東海から北信越、近畿地区の代表校についての紹介記事はこちらです!

2015年春の選抜高校野球!出場校と評価は?東海から近畿編! 

 

優勝校予想は??

最後になりますが、気になる優勝校予想は、以下の記事で予想しています!

 2015年春の選抜高校野球!優勝予想!

よろしかったら御覧くださいm(__)m

 

2015選抜高校野球特集はこちら!

2015年の選抜高校野球の注目選手などの、総まとめ記事はこちらです!

↓     ↓     ↓    
2015年選抜高校野球特集

 

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