喪中なのに年賀状が来た!正しいお返しの仕方は寒中見舞いで!!
喪中にもかかわらず意外と年賀状は来てしまうもの(^_^;)
喪中はがきを出した人は行き違いになってしまった場合
もあるのですが、困るのが先方からのみ送られてきてしまった
場合ですよね?
年賀状でのお返しをしていいのか?
喪中はがきを改めて出すべきなのか?
不測の事態とも言える喪中の年賀状!
しかし、知ってしまえばなんということはありません(^^)
正しいお返事は「寒中見舞」
もし、年賀状が来てしまった場合の対処の仕方はズバリ「寒中見舞い」です。
年が明けたからといって、年賀状を送ってはいけません。
そもそも喪中と親戚の場合は、続柄によっては1ヶ月や3ヶ月
となりますが家族などの近親者の場合は一般的には13ヶ月です。
そういった場合は喪中はがきをだし、よく年明け以降も喪中となります。
また、喪中はがきは「喪中のため年賀状は控えさせてもらいます。」
というお知らせなので喪中はがきを送るのも時期違いです。
そこで活躍するのが「寒中見舞い」というわけです。
寒中見舞いの書き方は?
寒中見舞いで書くべき内容は以下のとおりです。①書き出し
寒中お見舞い申し上げます。
②年賀状を頂いたことに対するお礼
③年賀状を出せなかったことに対するお詫びと喪中であることのお知らせ
昨年のいつに誰がなくなったのか。
喪中はがきで年中にお知らせする所、年を越してしまったことに
対してのお詫びを書きましょう。
④今年もよろしくお願いしますという旨の挨拶でしめる。
というような手順です。具体的には以下のような感じです。
寒中お見舞い申し上げます。
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
年頭にはご丁寧な年賀状をお送り頂きましてありがとうございました。
実は昨年、私どもの祖父が亡くなり、新年のご挨拶を控えさせていただきました。
本来であればこちらから欠礼のお知らせを差し上げるべきところ、行き届かずに
大変失礼いたしました。
本年もどうぞ変わらぬご厚誼の程、宜しくお願い申し上 げます。
平成◯◯年 一月
引用元:便利・わかりやすい冠婚葬祭マナー&ビジネス知識
寒中見舞いを出す時期は?
寒中見舞いを出す時期は一般に1月7日から2月4日頃(立春の前日)までとなっています。
1月7日までに届いてしまうと松の内(いわゆるお正月期間)なので
早すぎます。
また、地域によっては1月15日までが松の内としているところも
あるので大事をとって1月下旬ごろに届くように出すのがいいですね。
年賀状をくれた人に怒ってはいけません。
あまりいないと思うのですが、喪中にもかかわらず年賀状をくれた人に対して怒ったりしてはいけません(^_^;)
喪中はあくまでもこちらの都合です。
葬儀などに参列した方などであればわからなくもありませんが
人付き合いの中で全ての人がそれを知っているとも限りません。
また、喪中はがきは「年賀欠礼状」と言い、自分が喪中のため
あらかじめ年内のうちに「年賀状を出せない」ということをお知らせ
するためのものです。
年賀状を送ってくれた人にむしろ喪中はがきを出せなかったことを
お詫びするべきところです。
もし、年賀状が来てしまったら時期をみて正しいお返事をすれば
問題ありません。
最後に
喪中はがきを出したからといって全てのお付き合いの出す方に行き届くとも限りませんよね(^_^;)
企業やお店からの年賀状は置いておくとしても、
個人的なお付き合いのある方からの年賀状は
無視できません。
今年が喪中の方も、そうでない方も知っておいて
損はないことですので参考にならば幸いです。
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