謹賀新年や賀正の意味!分からないと失礼!正しい年賀状のマナー
年賀状はE-mailやLINEなどがコミュニケーションの
主要なツールとなった今こそとても大切なモノ!
年賀状ッセージなどをワンクリックで「ポン!」
と送るよりも直筆の文字の持っている温かみや思いには
かなうことは出来ないでしょう(^^)
例え時が下手でも、一言だけであってもメッセージが
手書きで書いてあると嬉しいですし印象に残ります。
日本人としては「年賀状」の文化を廃れさすわけには
いかない所!
あなたもそんな年賀状を大切にする人の1人だと思います(^^)
しかし、年賀状の挨拶には
「謹賀新年」「賀正」「迎春」など色々な挨拶の
言葉がありますよね?
なんとなく気分で使い分けていませんか?
せっかく思いを込めて書いた年賀状も、この一言で台無しに
なってしまうという衝撃の事実が!!!
今回は失敗しない正しい年賀状の挨拶についてまとめてみました(^^)
使う相手を間違えると超〜失礼!!年賀状の挨拶の意味!
そもそも謹賀新年や賀正って何?
年賀状の冒頭に必ず書く「謹賀新年」「賀正」「迎春」
は「賀詞(がし)」といい新年をお祝いする言葉です(^^)
本来は年賀状に限らないお祝いの言葉を指しますが、現在は特に
年賀状で用いる新年をお祝いする言葉のことをいいます。
例えば「謹賀新年」も「賀正」も一言で言えば
「新年おめでとう!」という意味なのですが、
実はこれ、「文字数」で「目上の人から目下の人」に使うものと
「目下の人から目上の人」に使うものでしっかり区別されていたのです!
目下から目上の人へは四文字を使わないとヤバイ!
賀詞にはたった二文字、四文字でもしっかりと意味があります。例えば二文字
- 「賀正」・・・正月を祝う
- 「迎春」・・・新年を迎える
という意味があります。ムダのないズバッ!とした意味ですね(^^)
一方の四文字は
- 「謹賀新年(きんがしんねん)」・・・「謹んで(つつしんで)新年をお祝いいたします。」
- 「恭賀新年(きょうがしんねん)」・・・「うやうやしく新年をお祝いいたします。」
という意味があります。
四文字のほうが丁寧ですよね(^^)?
「うやうやしく」という言葉は日ごろあまり使わないかもしれませんが
漢字ではもともと「礼々しく」と書き「敬う」「礼を尽くす」
という意味をもった「非常に丁寧」であることを表します!
もう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
- 「賀正」や「迎春」は目上の人から目下の人へ
- 「謹賀新年」や「恭賀新年」は目下から目上の人へ
使うべき賀詞なのです。
だから学校の先生や会社の上司などに「賀正」や「迎春」を
「こっちのほうがキレがあってカッコ良い!」
といって使っては大変失礼に当たります!!
マナー違反になってしまいます・・・
せっかく年賀状で挨拶をしたのに賀詞を間違えてしまったばっかりに、
相手の気分をそこなってしまってはとても残念(^_^;)!
ぜひ、「謹賀新年」や「恭賀新年」をしっかり使ってきちっとした
新年の挨拶をしましょう!!
最後に
昔は年賀状作成といえば「プリントゴッコ」だったのですがもう今はパソコンでパパっと年賀状が作れてしまう時代に
なりましたね(^^)
パソコンのきれいな活字だけでは少々物寂しいですし、
機械的な作業感がでてしまうかもしれません。
でもそんな時代だからこそ一言でも「手書きのメッセージ」
を添えたりするとより一層心がこもったいい年賀状に
なりますよ(^^)
良い年賀状を送って新しい年を華麗にスタートしましょう(笑)
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