2016年選抜高校野球!常総学院の戦力分析とメンバーまとめ

今回は、2年連続で春の選抜甲子園への出場となる名門

 

常総学院

 

について戦力分析とメンバーについて紹介したいと思います。

 

常総学院といえば、甲子園への出場回数23回、優勝は春夏1回づつ、準優勝も春夏1回づつと茨城県を代表する名門校です。

2015年の秋季関東大会でも、決勝では木更津総合を相手に7対8と惜敗するも見事に準優勝で甲子園へ順当に勝ち上がりました。

昨年の選抜ではベスト8に進出、今年はさらなる高みを目指してどのように仕上がってくるか期待です!

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常総学院の戦力分析!

投手力

常総学院の投手陣は登板実績がある投手だけでも4人と層が厚い布陣です。

特に、エース左腕・鈴木昭汰、2番手の樫村は昨年の選抜のマウンドも経験しており簡単には打つ崩せません。

 

エース・鈴木は最速143キロのストレートに加え鋭いスライダーとシュートを操り左右に打者を翻弄し打ち崩すのは難しいといえます。

秋以降の公式戦では、5試合40回2/3を投げ奪三振44防御率は0.89と全国でも屈指の左腕と呼ばれるにふさわしい成績を残しています。

また、鈴木は小学校時代に全国大会出場、中学時代にはボーイズリーグで全国準優勝、更にU-15日本代表と大舞台を数多く経験してきており、すでに経験済みの甲子園の舞台でも安定したピッチングが期待できます。

さらに、樫村投手も最速は143キロと球威で勝負できるピッチャー。関東大会準決勝では、群馬の桐生一高を相手に完封勝利をあげ、実力を発揮し始めており、二人のピッチャーで試合を組み立てられれば常総学院に有利な試合展開になることは間違いありません。

 

【常総学院の投手陣の公式戦成績】























鈴木昭汰(3年)54240
2/3
294417740.89
樫村雄大(3年)54130
1/3
181820772.08
倉田希(3年)1000/3100000.00
小林克弘(3年)2007
1/3
253111.23

 

打撃力

常総学院の攻撃陣はチーム打率こそ.296ですが、数字だけでは測れないところがクセモノ!

強打と足を絡めた攻撃で確実に得点を重ねていきます。

強打の注目は、2年生ながら4番に座る宮里選手。打率.520,ホームラン2本、打点8とチームトップの成績を残しています。昨年、つまり1年生秋の関東大会で4番として起用されると、初戦の横浜(神奈川)戦で2ランを放ち、決勝の木更津総合戦でも3ランを放ちました。

高い打率からもわかるようにバットコントロールも巧みで、広角に打ち分ける才能にも長けており、甲子園でのホームランにも期待が高まります!

また、上位打線には俊足の陶山、有村がおり、相手投手が左か右かによって1、2番を入れ替えてそれぞれが切り込み隊長の役を担います。ひとたび塁に出れば、俊足を活かし足を絡めた攻撃でチャンスを拡大するという常総学院のパターンに持ちこんでいきます!

 

【注目の4番・宮里選手の横浜戦でのホームラン】


【常総学院のメンバーと公式戦個人成績】

















鈴木
昭汰
3831
110135.355
木村
健太郎
89
3260116.188
宮里
豊汰
4825132837.520
有村
恒汰
193790746.243
花輪
直輝
5931100266.323
中村
793160523.194
石川
641040111.400
陶山
勇軌
2833120532.364

祐広
982450042.208
樫村
雄大
51220023.167
倉田
1000000
清水
風馬
3320102.667
伊藤
2000001
吉成
智哉
5710020.143
小林
佑也
10
野呂
健太
9176023
3.353
宮谷
拓人
51130120.273
小林克弘2310100.333

 

最後に

常総は守備も9試合で失策わずか5と堅守を誇っています。

選手層も厚いため、どのようなオーダーで選抜に乗り込んで切るのか楽しみです。

 

昨年の夏は優勝候補に名を連ねながら、まさかの県大会4回戦敗退という結果に終わった常総学院でしたが、その悔しさごと今回の選抜で爆発させることができるでしょうか!?

 

目指すは昨年の成績を上回るベスト4以上を狙っていることは間違いありません(^^)!

 

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