花粉症の薬は妊婦さんは飲める?市販薬や漢方薬はどうなの?
花粉症の時期が来るとたまりませんよね(汗)
目のかゆみ、鼻水、くしゃみ、喉のイガイガなど・・・
人によって症状は様々ですけど、我慢するのはつらいもの(T_T)
毎年花粉の季節になると、「薬を飲むなどしてなんとかしのいでいる」という方も多いのではないでしょうか(汗)
通常であれば、病院で処方される薬は有り難いものですし、市販薬も特別なアレルギーや副作用が無ければ、誰でも飲めるので便利なものですよね!
ですが、妊婦さんになると話は別ですよね(汗)
妊婦さんはお腹に赤ちゃんがいるので、あまり気軽に市販薬を飲むことはできませんよね?万が一、お腹の赤ちゃんに悪影響があってはいけないと考えるでしょう。
そこで、今回は「花粉症の薬は妊婦さんは飲んでも大丈夫なのか?」について、お医者さんの意見なども参考のためにご紹介したいと思います。
健康な赤ちゃんに生まれてきてもらうために、そして、あなたの花粉症の症状を上手くやわらげることができるよう、参考になれば幸いです。
以外!?市販薬は意外と安全?でも・・・
市販薬は心配いらないのか?
「妊婦さんが薬を飲むと赤ちゃんに悪影響が出るから、薬を飲んではいけない!」
なんてことを聞いたことはありませんか?風邪を引いてしまったら、自然に治るまで我慢しなくてはいけないなんて思っている人もいるかもしれません(^_^;)
特に、ドラッグストアなどで手軽に買える市販薬はなんか怖いですよね??
ですが、実は誰でも簡単に手に入る「市販薬」には、「赤ちゃんに奇形などの重大な影響をあたえる様なものはない。」というのが実際のところなんです。
これは、東京都の虎ノ門病院に妊婦さんから寄せられた、1万件以上の薬に関する相談の結果によるものです。
なぜかというと、飲み薬や目薬、そして塗り薬や湿布など、一般に販売されているものには「赤ちゃんの成長に必ず悪影響を与えるものは含まれていない」なんです。
「簡単に手に入る」ということは、「だれでも使う可能性がある」ということ。妊婦さんが使用することも、例外ではありません。そこまで重篤な副作用の出る可能性がある成分は、含まれていないのです。
抗生物質や、炎症薬などを使用したとしても、作用は部分的であったりするので、直接的に赤ちゃんの成長を脅かすようなことは起こりにくいのです。
ちなみに、赤ちゃんに障害が出てしまう確率は、「薬などの影響が全くなかったとしても3%程度はある」と言われています。
つまり、「安全な薬」だからといって絶対に大丈夫ということもなければ、「危険な薬」とされていても、絶対に障害が現れてしまうということではないのです。
ですが、だからと言って安易に素人判断して良いということではありません。
結論としては、安全・安心のためにはまずは医師に見てもらって、リスクのより低い薬を処方してもらったり、安全な薬を紹介してもらうのが一番です(^^)
漢方薬だからといって安全とは限らない!
薬がダメなら「漢方薬は??」と思われる方もいると思います。
漢方薬って、身体に優しいイメージがあったりしますよね(^^)?ですが、漢方薬もそれなりのリスクがあるので、薬同様に注意する必要があります。
漢方薬も、その効能によっては赤ちゃんに悪影響を与えてしまう可能性があります。
例えば、身体を冷やしてしまうようなものだった場合、血行が悪くなってしまうので、妊婦さん自身に、腰痛や便秘になったり、お腹が張りやすくなったりする悪影響がでます。
また、赤ちゃんにとっても、お母さんの血流が悪くなることで悪影響が出て、最悪の場合には流産や早産になってしまう可能性もあるんです。
最後に
以上が、「妊婦さんが花粉症の市販薬などを飲んでも大丈夫か?」についてでした。
「妊婦さん=薬NG」というイメージが強かったのですが、実は「可能性はあるが、それほどではない」という事実には驚きました。
ですが、万全を期すなら、うかつに市販薬に手をだすべきではないと言えますよね(^_^;)
花粉の時期は、病院も混んでいたりして、通院するのがつい面倒に思ってしまったりしますが、背に腹はかえられませんよね(汗)
健康な赤ちゃんに出会うためにも、一番よい方法をお医者さんと相談して決めてくださいね(^^)!
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