雪かき道具の代用品!家庭用品で緊急事態を回避!!
今回は、「雪かき道具の代用品」についてです。
「代用品じゃなくて、雪かき用品でやればいいじゃない!」というのは、当然のお話です。
北海道、東北、北信越などの降雪地域にお住まいの方からすれば、雪かき用品を揃えておくのは当たり前のことですよね?
ですが、関東(特に南)などでは「雪かき用品」を常備しているご家庭って意外と少ないものなんです(汗)なぜなら、
「毎年振るとは限らない」
「降ったとしても積もらない」
といった認識が、気候的にどうしても強いんですよね(^_^;)
だから、2,014年のような大雪が降ったり、それなりに降りそうな雪の予報が出ると、関東のホームセンターなどにちょろっと在庫してあるような雪かき用品は速攻で売り切れてしまうんです。
だから、「欲しい時に買えなかった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか??
最低限の雪かきすらままならないことだってありうるわけです(汗)
ということで、今回は、いざ大雪という時に役に立つ雪かき道具の代用品についてまとめてみました!
緊急事態に役立つ日用品は?
それでは、さっそく「雪かきに役立つ」日用品をご紹介していきたいと思います。これらは、2014年の関東の大雪の際に使われた実績(?)のあるものです。
お家の中にある、いざというときの役立ち用品は?
1.ちりとりまずは、ちりとりです。プラスチックでもできますが、できれば金属製の物が欲しいところではあります。
スコップの様に使うことができますから、意外にはかどります。
注意点としては、一気に雪をすくおうとしないことです。柄の付け根が、雪の重みに耐えられずにボッキリ行ってしまう可能性が大です(汗)面倒ですが、ちりとりの様子を見ながら少しずつ雪かきをするのがポイントです(^^)
玄関前や、ベランダなどの狭い範囲であれば、これで何とかなります。
2.フライパン
こちらも、スコップ的な使い方をします。柄の部分はちりとりよりも丈夫ですが、形状的にはチリトリより雪かきがしにくいです(^_^;)
調理用品なので、あまり気軽には使えないと思いますが、案外緊急事態に使った人が多かったアイテムです。
もし、「もう焦げ付きがひどくて買い換えないと・・・」と思っているフライパンがあれば、雪かきに投入するのもありではないでしょうか(^_^;)
こちらも、チリトリ同様、玄関前やベランダなどに雪が積もって、「ドアが開かない!」などという非常時には考えてみてください(汗)
3.バケツ
これも、ご家庭に一つ二つはあるものではないでしょうか?こちらの使い方は2つ!
一つは、そのままバケツで雪をすくう方法。2つ目は、倒して押す、もしくは引くなどしてラッセル式に雪かきをする方法です。
バケツの容量によっては、雪を満載するとかなりの重さになるので、腰を痛めたりしないように注意して下さい(汗)
また、バケツは雪の運搬にも使えますから、チリトリやフライパンで集めた雪をバケツに集めて、じゃまにならない所に持っていく時にも役立ちます。こちらも、腰には注意して下さいね(^_^;)
4.ソリ
お子さん用のソリなどがあれば、かなり役に立ちます!
雪かき用品で、「ダンプ」というものがありますが、それにかなり近い感じで使えて便利です。
ダンプとは、簡単に言うと、ソリに腰くらいの所までの長さのある取っ手のついたようなものです。
ソリは、その取っ手がない分雪かきに不便と言えますが、雪を押しのけて、そのまま引きずって持っていくこともできます。
積載量も、これまでに紹介したチリトリ、フライパン、バケツの比ではないので、あれば最強かもしれません(^^)
5.棚板
棚板や板切れがあれば、こちらも意外に使えます。
使い方としては、雪を押しのける使い方です。短すぎると使えないかも知れませんが、下駄箱などの棚板が余っていて不要な場合は、実戦投入も考えてみてはどうでしょうか??
材質や、構造によっては力を入れすぎて折れてしまったりするので、怪我に注意して使うことと、壊れてもものであるということが条件になると思います。
もし、DIY(日曜大工)が得意な方であれば、板に取っ手となる棒を木ねじなどで止めれば、自作の「雪かき棒」を作ることも
可能です。
この板と棒の組み合わせで作られる「雪かき棒」は、スコップが品切れしてしまったホームセンター等で、自作したものを格安で打っていることもあるくらいです(^^)
端材で作れるので、電動ドライバーなどをお持ちの方は、材料さえ揃っていれば是非作って見て下さい!
↓こんな感じで「看板」みたいなものを作るだけです(^^)
6.ウインドワイパー
ウインドワイパーは、主に、車などに積もった雪かきに活躍します!
車の雪を硬い道具で、除雪すると、車に思わぬ傷をつけたりしてしまいます。車の窓はもちろん、屋根に雪が乗ったまま運転したりしてしまうと、運転中の思わぬ時に、雪が溶けて落ちてきて視界が遮られたりして危険です。
車よりも先にやるところが!!
ということが、多いと思いますが、車に積もっている場合はそちらの除雪もお忘れなく!
ちなみに、ウインドワイパーは柄がプラスチックや、軽量のアルミでできているものが多いので、地面の雪かきに使うと、すぐに破損してしまうおそれがあるので、オススメできません(汗)
7.ほうき
最後は、ほうきです。
ほうきは、実際に使う場合は、表面に積もっている柔らかい新雪を払う為に役に立ちます。
凍ったり、踏み固まってしまっている雪には役にたちませんが、雪かきをする事前準備として、積もっている雪のを少しでも払いのけて積雪量を減らすためや、軒先やベランダに降り込んだ雪を払うのにも便利です。
できれば、竹ぼうきがオススメですが、ない場合は、できるだけコシの強いほうきがオススメです!
ということで、いざとなったらこれらを家から引っ張りだしてきて、緊急事態の回避に役立ててみてはいかがでしょうか?
とは言え、あくまでも日用品なので、「破損」「汚損」する可能性も大いにありますので、あくまでも緊急事態用として考えて下さいね(汗)
いつ降るかわからない「雪」に対しては、あまり降らない地域にお住まいでも、最低限の用意はしておきたい所です。
次にご紹介する物を、できればご自宅に用意しておくと安心ですよ!備えあれば憂いなしです(^^)
できれば、持っていたい雪かきにおすすめのスコップは?
それでは、最後に「雪かきにおすすめのスコップ」についてご紹介します。あくまでも、あまり雪の降らない地域の方へ向けてですのであしからず(^_^;)スコップ(ショベル)
やはり、これは絶対に一本、二本は常備しておきたいものです。雪かきはもちろん、家庭菜園などで使うこともできますので、雪かき意外にも活躍してくれる事があります。
スコップを選ぶときは先端の形状がポイントです。スコップは先端が平らなものと尖ったものの2種類があります。
単純に除雪をする場合は、先が平らなタイプの方が面積も広く、使いやすいのでオススメです。私は、雪かきの際はもっぱらこちらを使います(^^)
また、先が尖ったタイプは雪が凍ってしまった時に、先端で割りやすいというメリットが有ります。
ですが、庭の土を雪と一緒に掘ってしまう、アスファルトやコンクリートに勢い良く突っ込んでしまって手が痛くなる可能性があるというデメリットもあります。
雪かきメインで考えるのであれば、個人的には先端が平らなタイプがおすすめです。
また、材質は金属製のほうが耐久性が抜群に高いのでオススメです。「金属=重い」というイメージがありますが、アルミなどの軽量タイプもあるので、男性であればそこまで気になる重さではないと思います。
また、冬の時期等はホームセンターなどに行くと、プラスチック製の雪かきスコップが販売されていますが、関東などの雪の少なめな地域では不要かもしれません(^_^;)
プラスチック製は、軽量で女性でも扱いやすいメリットがありますが、耐久性がいまいちです。
プラスチックと言っても、「ポリカーボネート」と言われる丈夫な素材で出来ているのでそれなりの耐久性がありますが、コンクリートやアスファルトにガンガン当てながら雪かきをすると、意外にあっさり壊れてしまいます。
長持ちさせるには使い方も気をつけないと行けないようです(^_^;)
積雪量の少ないところでは、使用頻度なども考えると、使い回しの効く通常の金属製のスコップの方がオススメです(^^)
万が一の、大雪に備えてスコップだけでも用意してみてはいかがでしょうか(^^)/
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