ノロウイルスは牡蠣から感染する?潜伏期間はどのくらい?
秋から冬にかけて感染が拡大するノロウイルス。
このノロウイルスを予防するために事前知識をつけておきましょう。
予防は早ければ早いほど効果がありますので、知っておくべき知識を頭に叩き込んでいきましょう。
ノロウイルスは牡蠣から感染します
恐ろしいことにノロウイルスは食べ物である”牡蠣(かき)”から感染することがあります。
ノロウイルスは二枚貝にも潜んでいるため、流行期である秋から冬にかけて貝をたべると感染する確率が高まります。
ノロウイルスは生存能力が非常に高いです。
高温で殺菌しないかぎり死滅しないので、低温状態の牡蠣であればそのままウイルスが潜んでいる可能性が高いです。
牡蠣は生食用として愛されていますので、普段から牡蠣を食べている人は要注意です。
流行期には積極的に避けて、なるべく食べない対策をするべきです。
大好きな食べ物を我慢するのは辛いことですが、ノロウイルスを予防できるならば我慢するべきです。
感染すればもっと辛い目にあいますので、生食は避けるべきだといえます。
ノロウイルス潜伏期間はどのくらい?
牡蠣から感染した場合、ノロウイルスの潜伏期間は24時間~48時間です。
(場合によってはもう少し長いこともあります。個人差あり)
夜に牡蠣をたべて感染していれば、翌日の夜にはノロウイルスの症状がでている可能性もあるのです。
ノロウイルスは以下の様なつらい症状が出ます。
ノロウィルスの諸症状
- 下痢
- 吐き気
- 頭痛
- 腹痛
- 悪寒
- 発熱
- おう吐
インフルエンザのように高熱はでないものの、場合によっては1週間以上症状が長引き重症化するケースもあります。
油断してはいけない危険な病気ですので、予防する段階から気を抜かずに私生活を送る必要があります。
ノロウイルスは飛沫感染(空気感染)します。
家族や恋人などにうつしてしまう可能性もありますので、冬場に体調不良になったときはノロウイルスの感染を疑うべきです。
もしも感染が疑わしい場合は、次のように正しい行動をとってください。
他者へウイルスを移さないための正しい行動とは?
ノロウイルスに感染した可能性があるときは、正しい行動を早急にとるべきです。
- 他者と接しない
- 病院へすぐにいく
- ノロウイルスを診断されたら自宅で療養する
- 下痢・おう吐に備えて消毒スプレーとゴミ袋を用意しておく
- 家族が一緒に生活しているスペース(リビングなど)へいかない
- 体内のウイルスが完全に死滅するまで油断せず薬を服用して治療すること
これらを必ず守って治療してください。
症状が一時的に治まっても体内にはウイルスが潜んでいます。
つまり、咳やくしゃみなどをすれば空気中にウイルスが散漫する可能性が高いです。
完全に症状が治まってからも、1週間~10日程度は油断するべきではありません!
ノロウイルスは下痢やおう吐が主な症状になります。
下痢をしたときはトイレ内に飛び散っていないか確認して、除菌スプレーやシートなどを使い徹底的に除菌しましょう。
トイレをでるときの取ってなどにもウイルスが付着している確率が高いので、こまめに除菌するべきです。
風邪菌などとは違い、ノロウイルスは本当に強いウイルスなので手洗いうがいだけでは防ぐことは不可能だと思ってください。
食事は消化にいいものを選び、食欲があるのであれば積極的にたべるようにしましょう。
身体の免疫力が低下しているので食べないと栄養が体内へ行き渡らないので、きちんと栄養補給をしましょう。
基本的に消化に悪い食べ物を避けていれば、お腹を下したりすることはないのでお好きなものを食べてください。
くれぐれも気を抜かないよう予防の段階から気をつけてくださいね!
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