夏の大三角形や星座の動き!夏とは言うけど冬は見れないの?
夏の大三角形に限らず、四季を通して見れる星座って変わっていきますよね?
夏には、夏の大三角形(こと座、わし座、はくちょう座)や、さそり座が有名。
冬は、オリオン座が、見つけやすいのも特に有名ですよね(^^)?
私も、初めて見つけた星座は、オリオン座でした!
でも、なんで季節ごとに見える星座が違うのか不思議ですよね?
太陽や月は毎日のように見えるのに、星は見えるものが違ってくる・・・
今回は、そんな疑問についてわかりやすく解説!難しいことはできるだけ省いて感覚で分かってもらえればと思っています(^^)
夏の大三角形は冬はどこにある?四季で星座が替わる理由!
南の空は一年を通して大しそがし!
見える星座が変わるのは、北の空以外。主に、南の空を中心に見える星は時間や季節でガラッと変わります。これは、地球が太陽の周りを回っている(公転)ことと、地球自体が回っている(自転)ことが関係しています。
地球は、太陽の周りを1年かけて一周します。星が見えるのは夜ですよね?
地球の位置が変われば、地球の背中側(太陽のない方向)の位置が変わります。
夜は太陽の反対側になるので、地球の背中に位置する星が変わるというワケ!
地球の位置は、毎日少しずつ変わっていくので、少しづつ星がずれて行くわけです(^^)
具体的に、どういうことかというと・・・
例えば、お部屋の電気を太陽だとして、自分が地球だとしましょう(^^)
お部屋の電気に常に正面を向くように部屋の中を一周すると、当然、背中後ろの景色は変わるはずです。
地球の背中(夜側)の景色(見える星)が変わるから、春夏秋冬で見える星座が変わるんです。
本当は、昼間も星は空の向こうにあるのですが、太陽の光が明るすぎて見えなくなってしまっているんですね(^_^;)
だから、夏の大三角形は冬場には、「昼間空にある」 ということなんです。
また、星は夜になると突然空に現れるようにも見えますが、それは太陽が沈んで、星の光が見えるようになったから。
地球が回っているので、基本的に星も実際には太陽や月と同じように、東から昇って西に沈んでいくという動きをしているんです。
一年中見れる星はあるの?
では逆に、一年中見える星はあるのでしょうか?実は、一年間いつでも日本(北半球)から見れる星があります(^^)
それが、北極星です。
北極星は、”北極”というように、北の空に見えます。
日本など、北半球にある国から見ると、太陽は南側に見えます。
だから、北半球の国にとっては、北の空の星は、太陽に邪魔されない位置にあるので、見える星が変わらないのです。
また、地球が回転している中心(地軸)の延長線上にあるので、北極星は時間が経ってもいつも同じ場所にいるんです。
地球の回転で見えなくならないので、空が暗くなれば同じ場所からなら、同じ位置に見えます。
北極星は、東から昇って西に沈むという動きはしません!
北極星は、はるか遠くにあるので、季節で地球の位置が変わっても、必ず見えるんです。
また、南の空にも回転の中心はあるのですが、地球が丸いので地面が邪魔をして見れないんです(^_^;)
北極星は、北半球なら季節を通して必ず見えてるので、昔は船で航海する時の目印にもされていました!
北極星が見える位置によって、自分たちがどの辺にいるのかが計算できるくらいなんです(^^)
最後に
以上が、星や星座が季節によって見えたり、見えなかったりする理由についてでした。かなり、簡単にまとめましたので、「なんとなく」でもイメージが掴めてもらえたらいいかなと思います(^^)!
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