ガス冷房器具で電気代節約?!家庭用はあるのか?
2011年の震災以来、「節電」という言葉にこれまで以上に敏感になっている人が多いと思います。
原子力発電所の稼働の問題は現在も、議論の真っ最中。電気代も震災以降値上がりしていますよね・・・
そんななか、注目されているのがガスです。
電気の使用量を抑えて、ガスを使うことで電力量のピーク量を押し下げるのに一役買っています!
最近では、東京ガスのエネファームなどガスを使った発電システムの家庭への普及も増えてきている模様・・・
ガスの使用料金は、LPガス・都市ガスともに、通常の電気料金よりも価格が安いのも魅力。
ガスファンヒーターなどはありますけど、「ガス冷房ってないのかな? 」って思う人もいるのではないでしょうか?
電気代が跳ね上がるのは、エアコンを使う夏です。
「上手くガスも使って、光熱費を安くできないかな・・・」と悩むあなたに、今回はガス冷房について簡単に説明したいと思います。
2011年以来、ガス冷房システムが注目されているが・・・
まず、ガス冷房ってそもそもあるのでしょうか?ガスを使って、冷房することは可能なんです!実際に、あなたも知っている有名な施設でも使われているんです。
その施設とは・・・
- 六本木ヒルズ
- 東京ドーム
など。
日本人であれば、必ず知っているであろうスポットで使用されています。
六本木ヒルズにいたっては、「ガスを使い発電する」というところまで踏み込んでいて、電力の仕様コスト削減に徹底的です(^^)!
ガス冷房を導入しても、電気代が0になるというわけではありませんが、
「電気の使用量が減る」
「ガス代がかかっても電気より安い」
という理由で、トータルのコストが2割り程度削減できるようです。
ランニングコストの差を考えると5年程度で、投資した金額分を取り返せるという感じなんです。
ですがこのガス冷房、現在では商業施設やオフィスビル向けのものしか販売されておらず、一般の家庭に導入する事はもちろん、コンパクトタイプの冷房器具などもないのが現実です・・・
悲しき家庭用ガス冷房機の過去
今はなき家庭用ガス冷房ですが、実は昔は存在していました。でも、世の中の需要があまりにも電力に傾いていったという背景もあって、相次いでガス冷房を取り扱っていたメーカーは撤退してしまったそうです・・・(^_^;)
電気式のエアコンは、工事と言っても室外機へのホースを外に出す穴を開けるかどうかといったところ(^_^;)
ガスとなると配管などの必要もあるでしょうから、手軽さを考えると電気エアコンが普及したのも分かる気がしますね(汗)
ガスエアコンへのないものねだりよりも、電気エアコンが賢いかも?
残念ながら、ガスの勢力が以前よりも拡大している現在でも、「家庭用ガス冷房」の復活の動きはほとんどないようです(汗)そうなってくると、「現在の電気式エアコンをいかに効率よく、節約して使うか? 」ということを考えて工夫していった方が、いいような気がしますよね?
扇風機との併用や風向や風量の調節など、小さなことをコツコツ積み重ねていって節電していくのが、現状出来る最良の方法と言えるのではないでしょうか?
そして、電気料金の値下げの希望としては、2016年の電力の自由化が控えています。
電力業界に民間企業が参入できるようになることで競争が起きて、電気料金にも「いい方向の変化」が見られるかもしれません(^^)
実際に、変化が起きるのはまだ先の話になるかもしれませんが、電力の未来に変化が起きるのは間違いないと言ってもいいのではないでしょうか?
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