入学祝いのお返しのマナー!何も返さないのは本当に常識?
春に、お子さんが無事進学された皆さん!おめでとうございます(^^)!
小学校、中学校はもちろん、受験を無事に乗り越えての進学に、「ホッ」と胸をなでおろしているお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか(^^)
受験までの期間は、お子さんへの気遣いにご苦労もたくさんあったと思います。本当にお疲れ様でした。
さて、お子さんの進学が決まると、何かと出費が続くものですが、親戚の方々から、「入学祝い」として金品を頂くことがあると思います。
出費のかさむ時期ですから、とてもありがたいものですよね(^^)
ですが、意外に、知られていなかったり、いまいちよくわからないのが「入学祝いのお返し」についてです。
「入学祝いのお返しは不要」などということを、見たり聞いたりしたことがある方もいると思いますが、「いただきものに、お返しは当たり前」と考えるのが、日本人ですから不安ですよね(^_^;)
そこで、今回は「入学祝いのお返しのマナー」などについてまとめてみました。
入学祝いのお返しが不要と言われる理由
まずはこれです!「入学祝いにはお返しが不要」
これって、本当なんでしょうか?調べてみると、一般的にはやはり「入学祝いにはお返しはしない」というのがマナーとして、様々なところで、まことしやかに言われています(^_^;)
理由としては、
- 子供への入学援助であるから。(親を援助しているわけではない。)
- 経済力のない子供へのお祝いであるから。(親を祝っているのではない。)
- 身内(親戚)間だけのやりとりであり、親戚の子供でも我が子のように祝うため。
- 親戚同士子供がいればお互い様
と言うものがあげられます。
考えてみれば、確かにそうです。
机や、ランドセルを使うのも子供ですし、お祝い金で通学用品や、腕時計を買ったりと、学校へ行くために身の回りを整えるのも子供ですからね。
つい、親戚づきあいなどでは大人同士のやりとりが多いので、盲点といえば盲点かも知れません。
この原則から考えれば、「子供でお金がないから、何かの足しにしなさい」とお祝いを頂いているので、「お返しが不要である」というのも納得できますね(^^)
これが一般常識とされている入学祝いのお返しのマナーです。
実際には親戚づきあいでお返しする方が無難!?
いわゆる「一般常識」と言われるものが、必ずしも、親戚や地域での常識とは限りませんよね(汗)入学祝にお返しをしなかったことで、場合によっては「非常識!」「無礼者!」と言われてしまう可能性もあるのが難しい所です・・・
実際は、お祝いをいただくときに、「お返しはいいからね〜」なんて言ってくれる人がいると助かるのですが、必ずしもそうとは限りません。
そんな時は、やはり、ご両親(子供からみたおじいちゃん・おばあちゃん)に相談するのがベストです!長年、親戚とのやりとりをこなしてきた猛者ですからね!
「入学祝いにお返しなんか不要だろう!」とか
「あいつはいくらだった?じゃあいくら程度の〇〇辺りでいいだろう」とか答えがズバッと出ることが期待できます(笑)
「おぉ!おやじスゲけぇ!」といったこともありますよ(^_^;)
もし、返答品を用意する場合は、デパートやスーパーのギフトコーナーで選ぶのがいいです。
アレコレ悩まずに、贈り物にピッタリの商品が用意されていますからね(^^)
その時に選ぶ商品の金額は、最高でも頂いた金額に対しての半分程度にするべきです。いわゆる半返しですね。
最後に
以上が、入学祝いのお返しについてのマナーについてでした。基本は「お返し不要」です。ですが、環境によって最低限必要とされる場合もあるので、そういった場合は年長者へ相談されるのが一番だと思います。
臨機応変に対応できれば一番ですね。
また、お礼の言葉、気持ちを伝えるのは必ずしておきましょう!
お祝いを頂いたら、ぜひ、お子さんから電話や、手紙でお礼の気持を伝えられるようにサポートしてあげましょう(^^)
もし、お子さんが今度小学生という小さいお子さんでも大丈夫です。
もじもじ恥ずかしがって「ありがとう」という電話も、子供の文字で多少読みにくいかもしれないと思える手紙も、お祝いを贈った方にとっては最高の返礼になることは間違いありません。
ぜひ、お子さんからのお礼のアクションは欠かさないようにしてみてください!!
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