2015年春の選抜高校野球!優勝予想を揺さぶるダークホース編!

選抜高校野球の出場校や日程も明らかになっていくと、自然に

 

「優勝校はどこになるのか?」

 

ということが、早くも気になりだしてしまいますよね(^^)

2015年の選抜高校野球は強豪校もなかなかクセモノ揃いのような気がします。言ってみれば「実力伯仲の混戦模様」という気がします(汗)

優勝予想をしてみたものの、どうしても気になる高校がいくつもあり、優勝候補に入れても良かったんだけどという感じです。

そこで、今回は、優勝予想校を撃破する可能性が十分にありすぎる注目のダークホース校をご紹介したいと思います!!

圧倒的な力を持ったチームがグングン勝ち進むのも面白いですが、「えぇっ!!」という展開があってこその高校野球ですよね(^^)そんな高校は果たしてどこになるのでしょうか!

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ダークホース1枠!

敦賀気比(つるがけひ)

【概要】

敦賀気比は福井県の強豪で、創部10年での初出場以来、甲子園には春5回、夏6回と合計11回出場を果たしています。2014年の夏の甲子園にも出場し、ベスト4という素晴らしい成績を残しています。

2014年の秋季北信越大会では、コールド勝ち3回を含む破竹の勢いで勝ち進み、決勝の松商学園(長野)戦でも6−0の圧巻の完封勝ちを収め、夏の甲子園ベスト4の実力を見せつけてくれました!


【戦力分析】

戦力の注目点はやはり、2014年夏のベスト4メンバーがエース平沼、キャプテン篠原を含め4名残っている所。特に、エース平沼は昨夏の甲子園での躍進の原動力となった不動のエース。エースをチームがどこまでもり立てられるかがカギ!

【公式戦・チーム打率】

.370

敦賀気比の4番は、実はエース平沼!投打に渡り大車輪で活躍します。前後の3番に座る中居、5番に座る山本の活躍が攻撃のキーポイントになりそう。クリーンナップの合計打率は、.404また、1番のキャプテン篠原も打率が.429出塁率は.480と好成績を残しており、1番からクリーンナップまでの連打が怖い!!

かと言って、下位打線が弱いかと言うと、とんでもない話で、平均3割以上のバッターが並ぶ。

持ち味の「単打を重ねて点を取る」攻勢が出れば、相手チームをボディーブローの様にじわじわと追い込んでいくはず!

【公式戦・投手陣防御率】

1.52

昨夏はエース平沼の奮闘が目立ったが、今回の選抜は2枚看板が予想される。エース平沼は公式戦8試合に登板し、54回を投げ防御率1.33と安定している。

更に、今回は2番手山﨑の存在もポイント。公式戦6試合に登板、22回を投げ、防御率2.45とまずまずの安定感。昨夏は、エース平沼のスタミナ次第のチームという側面があったが、山﨑の登場で、エース平沼の負担が減少!

悲願の全国制覇のための投手力は、昨夏よりも上がっている!!


エース・平沼投手のピッチング!!



 

ダークホース2枠!

浦和学院(うらわがくいん)

【概要】

「ウラガク」の愛称で全国的にもおなじみの埼玉の浦和学院。甲子園へは春夏合計21回出場しており、2013年春に全国制覇を成し遂げたのは、記憶に新しいところです(^^)

2014年の秋からの新チームになってからは、関東大会で優勝し、選抜への切符を手に入れ、明治神宮大会では決勝に進出

宮城・仙台育英に惜しくも敗れましたが、堂々の準優勝!チームとしては、すでに全国レベルで通用することは間違い無い高い完成度のチームです。


【戦力分析】

浦和学院は総合力の高いチームです。

【公式戦・チーム打率】

.318

打率は、数字だけを見ると決して高いようには見えないが、秋季大会・明治神宮大会など公式戦14試合を全国レベルの相手に戦った上での数字であることを考えなければいけない!

打撃の中軸には経験豊富な選手が並ぶ。まず、3番キャプテン津田は一年生からレギューラーで甲子園も経験済み。打率も.340と期待値が高い!また、4番の山﨑も前チームからの不動の4番。打率も.353とパワーと勝負強さを併せ持つ好打者!

この二人が中心となるのはもちろん、7番に座る荒木は関東大会でサイクル安打を記録するなど、下位打線にも爆発力があり、3割超え、4割超えの打者が居座るという、切れ目のない打線に仕上がっている!

経験豊富な打撃陣が、甲子園でも力を発揮すればベスト4はもちろん、全国制覇も現実的な話!

【公式戦・投手陣防御率】

1.46

浦和学院の投手陣は4人体制。中でも、エース・江口と二番手・小倉のダブル左腕が主力。

エース江口の球速は120キロ代後半と、甲子園出場で注目を集める各校のエースと比べると決して早くはない

しかし、制球力が抜群で、丁寧にコーナーを突くピッチングとテンポの良さで数々の強豪校の打線を沈黙させてきている。

江口は秋の公式戦、14試合中13試合に登板。完投試合が8でその内5試合が完封!防御率も1.57と安定感も申し分がない。

 

これは「球速がなくても勝てる」、逆に言うと「速いだけでは勝てない」ということを証明してきたと言ってもいいでしょう!

 

また、2番手・小倉は気迫のこもった速球で押していくタイプ!エースとのスタイルの差が、継投時には相手チームを悩ませることになる。

「速球で押すタイプ」とは言っても、防御率は1.59と安定しており、エース江口に比べ登板回数が少ないとはいえ安心感があることは確か!また、完投する力も十分で、関東大会決勝の木更津総合(千葉)戦では、3安打10奪三振1失点という堂々たるピッチングで、浦和学院に選抜切符をもたらしている!

甲子園では、特にこの二人の左腕の投球に注目!!


明治神宮大会 対東海大四戦 江口投手のピッチング !


ダークホース3枠!

東海大菅生(東京)

【概要】

激戦区の東京大会を制した東海大菅生!今回で、春は3度めの出場となります。

「東海大〜」と聞くと「甲子園の常連」というイメージが強くありますが、2006年のセンバツ以来、実に9年ぶりの出場なんです。悲願の甲子園出場を果たした、東海大菅生は、東京大会では帝京高校、二松学舎付などを相手に粘り強い野球を見せてくれました。

秋の明治神宮大会では、浦和学院にこそ敗れたものの、静岡高校には本塁打2本で一進一退のシーソーゲームに蹴りをつけ、持ち味の「粘り強さを」全国的な舞台でも発揮しています!


【戦力分析】

東海大菅生の注目ポイントと言うと「エースで3番」と投打に渡り二刀流の活躍を見せる、勝俣選手に目が言ってしまいますが、実はバランスのとれた総合力の高いチームです。

【公式戦・チーム打率】

.299

数字だけ見ると、見劣りする感がありますが、決してそんなことはありません。

神宮大会で見せた本塁打のように、長打力のある選手が揃っています。

3番・勝俣はもちろん、4番・工藤5番・伊藤さらに6番・馬場までの4人で、秋以降の10試合で「本塁打・4本」「3塁打2本」「2塁打9本」とパンチ力に期待できます。プロ注目の勝俣は高校通算14本塁打と、期待しないわけにはいきません!

また、打率には見えてこない部分ですが、東海大菅生の武器には「走力」もあります!

一番のキャプテン・澤田、2番のセカンド小川のコンビの走力は脅威!

セカンドフライで、1塁から2塁へのタッチアップを成功させるなど、塁には出したくない存在です。秋の大会では、1,2番コンビの出塁率が今ひとつだった分、冬を越えて出塁率が上がってくると、相手チームをかき回して、チャンスを呼びこむ事も十分期待できます!

ズバリ、1,2番コンビがセンバツ躍進のためのキーマンと言えます!!

【公式戦・投手陣防御率】

1.29

この数字は、エース勝俣の数字そのままです。8試合に登板し63回を投げ、自責点は9。8試合中7試合完投と、スタミナ、安定感ともに”プロ注目”に値するものです!

MAX142キロのストレートに切れ味するどいスライダーを武器に、三振も52個を記録。ピンチにも崩れない強いハートも持ち合わせているので、先発すればきっちりゲームを組み立ててくれる事は間違いなし!

また、エースの陰に隠れてしまっているが、2番手3番手も実力は十分。

サイド右腕の山口はスライダーを中心に変化球を操り、カウントが取れる軟投派。エース勝俣とのタイプの違いが相手打線を、きりきり舞いさせる事も十分期待できる。

また、2年の春からベンチ入りしていた、右腕・辻も本格派の投手。故障で戦線離脱を余儀なくされていたが、選抜には間に合いそう!

また、投手以外の守備陣も守りが堅く、秋の公式戦では10試合でエラーが15個と、数こそあるが、得点につながるようなエラーがないのが特徴!締めるところは締める、安定感のある守りです!

エース勝俣を、他の投手陣・守備陣が上手くサポートできれば、優勝候補を撃沈することも普通にできちゃいます!!


東京大会決勝!8回エースで3番・勝俣からの粘りの逆転劇!



 

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数字と戦績にもとづいて分析しました!

2015年選抜高校野球!優勝予想!激アツの3校!

 

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