冬至ってどんな日?かぼちゃを食べたりゆず湯に入る由来は?
毎年12月には「冬至(とうじ)」と言われる日がやってきます(^^)
この日には習慣として「かぼちゃ」を食べたり、「ゆず」を入れたお風呂に入ったりします。
皆さんのお家では、冬至の日にかぼちゃを食べたりしてますか?
私の家では子供の頃から、毎年欠かさずかぼちゃも食べますし、ゆず湯にも入ります。結構古風な家なんですよ(笑)
さて、なぜ冬至にかぼちゃを食べるのでしょうか?なぜゆず湯に入るのでしょうか??
もっと言うと、「冬至って何」ということになるかもしれませんね(^^)
そこで今回は「冬至とは何なのか?」「かぼちゃやゆずにはどのような由来があるのか」についてお伝えしたいと思います!
冬至のいわれってちょっと怖いかも!
まず冬至の科学的な説明としては1年で最も夜が長くなる日です。
この日を境に今度は一日ごとに少しずつ日が伸びていく(夜が短くなっていく)んです。
科学的にはそれだけの話しなんですが、当然日本ならではの冬至の考え方があるわけです。
冬至は1年で一番ヤバイ日?
「冬はすべての命が枯れる季節」ちょっとオドロオドロしいですけど昔の日本では冬をこのように捉えていました。
無理もないかもしれませんね。今のように簡単に輸入も出来なければ、保存できる食料も限られていましたし、エアコンもない時代があったわけです(^_^;)
そして、冬至は夜が一番長い日で「死に一番近い日」と考えられていたんです。
冬のつらい季節は今以上に人々の不安を駆り立てていたわけです。
その不安を取り除くためにかぼちゃやゆずの出番がやってくるのです!
かぼちゃを食べたりゆず湯に入る由来は?
草木が枯れてしまい、動物たちも冬眠に入る冬。人間も少なからず「生命がけれていくこと」、つまりは「死」への不安を感じていたようです。
冬は風邪などもひきやすい季節ですからね(汗)
そんな不安に打ち勝つために人々は「無病息災」を祈ってかぼちゃを食べ、ゆず湯に入ったのです。
かぼちゃはご存知の通り栄養が豊富な野菜です(^^)
かぼちゃは「冬の野菜」というイメージがありますが実は「夏の野菜」。昔の人は保存の効くかぼちゃを夏に収穫したものを大切に保管しておき、栄養のある食べ物の少なくなる冬に大切に食べたのです。
そしてゆずはいい香りがしますよね(^^)
まず、柚子の香りは「邪気を払う」とされていて、悪い気を払うためにその香りを全身にまとうべくお風呂に入れていたと言われています!
またゆず湯は冬至(とうじ)と湯治(とうじ:温泉療養のこと)とかけて誕生した習慣とも言われています。うまいこと言ってますね(笑)
さらに、科学的にもゆずは非常に体に良いんです!
ゆずには、血行を良くする効果や鎮痛作用がある成分が含まれていて、冬の冷えきった身体を暖めるのに最適なものなんです。
また、ゆずはビタミンCも豊富です!お風呂にゆずのエキスが溶けこむことで体中からビタミンCを取り込むことができ、風邪の予防にも効果があるんです。
最後に、「ゆず」というなまえは「融通」という言葉に通じ融通(ゆうずう)が聞きますようにという願いも込められていたそうですよ(^^)!
神様に「健康でいられるように融通聞かせてよ!」と祈っていたんでしょうね(^^)
今年の冬至はいつだろう?
最後に今年の冬至はいつか?を確認したいと思います。冬至の日は基本的には12月22日頃なのですが、地球と太陽の関係で決まるものなので、毎年同じ日とは限りません(^^)
2014年以降の冬至の日付け
2014年 | 12月22日 |
2015年 | 12月22日 |
2016年 | 12月22日 |
2017年 | 12月22日 |
2018年 | 12月22日 |
2019年 | 12月22日 |
2020年 | 12月22日 |
とりあえず2020年までは毎年12月22日が冬至でした(笑)
というのも実は計算方法があって、西暦を4で割っていってあまりが幾つかで21日か22日かが分かるようになっています。
2027年までは割り切れる(あまりが0)で21日となるようですが、計算したところ2027年までは冬至は12月22日でした(笑)
私が生きているうちに冬至が21日の年はやってくるのでしょうか(笑)
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