うなぎと梅干しは食べ合わせが悪いと言われる理由はウソ?ホント?
皆さん!うなぎ好きですか?うなぎ!
私、うなぎは大好きでございます。
うな丼やうな重はたまりませんよね(^^)
でも、少々高いのが困ったところで私は1年に一度土用の丑の日くらいしか食べられない贅沢品です。
ところで、「梅干しとうなぎを一緒に食べるとお腹をこわす」なんて聞いたことありませんか?
私は子供の頃からおじいちゃんやおばあちゃんが言うのを聞いてそだったので一度も一緒に食べたことがありません(^_^;)
でも、実際に「うなぎと梅干し食べてお腹を壊した」という人にはあったことがないんですよね(汗)
まあ、梅干しを毎食食べる人もそんなに多くないと思うので「一緒に食べる」という発想自体ないのかもしれませんけど・・・
この話って本当なのでしょうか?
今回は「うなぎと梅干しの食べ合わせは本当に悪いのか」について調べてみました!
梅干しとうなぎの組み合わせは実は身体に良い!?
今回のテーマについて調べてみるといきなりずっこけてしまいました。「うなぎと梅干しを一緒に食べると体に悪い」という医学的根拠がなかったんです。
むしろ身体に良いとさえ言われていました(汗)
梅干しとうなぎを一緒に食べると身体に良いという医学的な理由は以下の通りです(^^)
・梅干しを食べると胃酸が濃くなる作用が認められている。
そのため、うなぎに含まれる脂分の分解と消化を助ける。
そのため、うなぎに含まれる脂分の分解と消化を助ける。
口に残っている甘じょっぱいうなぎのタレの後味を梅干しでさっぱりさせるのも全然ありだったんですね(^_^;)
食べ合わせが悪いどころかとてもよい組み合わせだったんです。
うなぎと梅干しを一緒に食べるなと言われるようになった由来
うなぎと梅干しを一緒に食べてはいけないという言い伝えが広まった由来はいくつかあるのですが代表的な3つをご紹介します。理由①
うなぎの脂っこさと梅干しの強い酸味が刺激し合い消化不良などを起こすと考えられていた。
うなぎの脂っこさと梅干しの強い酸味が刺激し合い消化不良などを起こすと考えられていた。
そもそも、うなぎと梅干し「食べ合わせ」に関する言い伝えは江戸時代のころからあると言われています。
江戸時代は今と違って食べ物の成分ややらだに及ぼす働きを科学的に分析することは出来ません。
東洋医学などがあったにせよ、どうしても科学的な根拠の拠り所としては厳しいところがありますよね。うなぎと梅干しを食べさせてお腹を切るわけにも行きませんし(^_^;)
この説は、脂っこい食事を食べ過ぎると胃もたれがしたり、梅干しは酸っぱいという経験などを踏まえて考えられていたようです。
ちなみに本当に一緒に食べても大丈夫か不安な方はこちらのサイトで口コミが投稿されてますので見てみるのもいいかもしれません(^_^;)
→http://www.ume1.com/unagi/
理由②
贅沢を禁止するため。
贅沢を禁止するため。
今も昔もうなぎは贅沢なものでした。理由①に矛盾するようなんですけど、「梅干しを食べると食欲が湧いてくるため梅干しとうなぎを食べるとたくさんうなぎを食べてしまうから」との理由で贅沢をさせないために言い始められてとも言われています。
理由③
うなぎの栄養が壊されないか心配したため。
うなぎの栄養が壊されないか心配したため。
御存知の通り、梅干しを食べると口の中がさっぱりしますよね。このサッパリさせる梅干しの効果が食べたうなぎの栄養まで壊してしまうのでは?と考えられていて一緒に食べないように言われ始めたとも言われています。
以上が、うなぎと梅干しを一緒に食べるのはよくないと言われるようになった代表的な由来です。
消化不良と言ったり、栄養を壊してしまうと言ったり矛盾している点もあって面白いですね。
個人的には『贅沢防止策』としての由来がリアルな理由なんじゃないかななんて思います。
今でも、お子さんの「食べ過ぎ」を注意するために、似たようなことをお子さんに言っている人もいるのではないでしょうか(^_^;)?
私の場合は子供の頃は「炭酸のジュースは骨が溶ける」なんて言われて脅されていました(笑)
最後に
梅干しとうなぎは実は相性が良いという驚きの結果でした。食べ物に関する言い伝えにはこういったものも多いようですよ(^_^;)たくさんの方がうなぎを食べる土曜の丑の日は夏本番も目前の蒸し暑い時期です。
食欲が落ちたりしてしまっていることも考えられますから思い切って梅干しとうなぎを食べてみてはいかがでしょうか??
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