インフルエンザ予防接種の副作用の症状は?安全に受けるにはどうする?
冬場から春先まで日本は毎年インフルエンザが流行しますね(^_^;)
予防法は色々とありますが、大きな効果が期待できるものとしては
予防接種
が外せませんね。
ですが、予防接種には大なり小なり副作用というリスクが付きまといます。
特に小さなお子さんやお年寄りをご家族にいらっしゃる場合はその心配はより大きくなってしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、インフルエンザの予防接種によって起こる可能性がある副作用の症状や、もしもに備えてどのような行動をするのがいいのかをお伝えしたいと思います。
インフルエンザの予防接種による副作用の症状は?
それではさっそく、インフルエンザの症状について見て行きたいと思います。よくあるインフルエンザの副作用!
まず、インフルエンザ予防接種を受けることによって副作用が発症される確率は10%〜20%と言われています。一般的にみられる副作用は症状としては軽いものがほとんどで、接種か所が赤くなる、腫れる、痛むというものが代表的ですがほとんどは2〜3日でおさまるので大きな問題になることはありません。
その次になる可能性があるものとしては、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが上げられます。こちらもやはり2〜3日で治る場合がほとんどです。
これらの副作用は、予防接種で体内に取り込まれたインフルエンザワクチンを体が「異物」とみなして反応しているために起きている症状なので悪いことではありません。
そもそも、予防接種とは「わざと病気になって身体に対応力を付けさせる」ようなものなので当然といえば当然なんです(汗)
これらの症状は、身体がインフルエンザに対する抵抗力をつけようとしていることの表れでもありますのでこれらの症状の場合は心配しなくて大丈夫です(^^)
ちなみに、インフルエンザの予防接種が原因でインフルエンザになってしまうということはありません。
予防接種に使われるワクチンはしっかりと処理されていますので感染性はありません。予行練習のようなものなのでご安心を。
こうなったら要注意!アレルギー反応などの重い副作用!
インフルエンザ予防接種による副作用はそのほとんどがワクチンに対する身体の正常な働きによるものが多いのですが、まれにアレルギー反応などがでてしまう場合があります。アレルギーは特に卵アレルギーに注意!
インフルエンザ予防接種を受けるにあたっては、特に卵アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。インフルエンザに卵ってなんで?
と思いますよね?
じつは、インフルエンザのワクチンは作られる過程で卵を使用しています。
最終的に、卵の成分はほとんど0に近いところまで除去されるそうですがそれでもアレルギー反応を起こしてしまうケースは意外とあるようです。
アレルギー反応を起こした際にみられる症状としては、
- じんましん
- しっしん
- かゆみ
- 接種部の腫れが広範囲に及ぶ
などが挙げられます。
卵アレルギーがでてしまうと、こういった症状がさらに悪化してしまうこともあります。
卵アレルギーをお持ちの方は事前に意思と相談をして予防接種を受けるか受けないかを決めるといいですね(^^)
もっとも重い副作用は!?
そして、最も危険な副作用についてもご紹介します。それはアナフィラキシーショック
ギランバレー症候群
この2つです。
この症状が出てしまう場合は非常にまれですが可能性がないわけではないので知っておいて損はありません。
まずアナフィラキシーショックの症状としては以下の様なものがみられます。
- 痒み
- じんましん
- 呼吸が困難になる
- 咳がひどい
- めまい
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
特に、こちらは卵アレルギーを持っている場合で、過去にアナフィラキシーショックを起こしたことがある方は等に危険です。
一度、アナフィラキシーショックを経験すると身体の中に抗体ができるのですが、二度目に起こすとその抗体が過剰に反応をおこしてショック死に至る場合もあります。
アナフィラキシーショックの特徴としては発症までの時間が短い事が挙げられます。
アナフィラキシーショックに備えるには?
予防接種後、早いと30分程度で万が一の場合何かしらの症状が出ることが多い。
心配な場合は30分から1時間程度は病院にコンタクトが取れる環境で待機しているのが良い。
心配な場合は30分から1時間程度は病院にコンタクトが取れる環境で待機しているのが良い。
そして、ギランバレー症候群の症状ですがこちらは以下の通りです。
手足のしびれ
手足の麻痺
筋力低下
呼吸がしづらくなる
しゃべりにくくなる
ギランバレー症候群は神経系等が正常に働かなくなってしまうものでこちらもかなり重篤な副作用の部類に入ります。
これら、2つの他にも脊髄炎や脳炎を発症してしまう可能性があると言われていますがこれらも含めて発症率は極めて低くなっています。
また副作用が出る期間はまちまちで接種後すぐにという場合もあれば2週間後位にめまいや痙攣の症状がでたという事例もあるようです。
インフルエンザ予防接種を受けたら注意すること!
インフルエンザ予防接種を受けた後は予後の経過に注意しておきましょう。
少しでもおかしいと思ったら早めに病院で診察を受けることが重要です。
少しでもおかしいと思ったら早めに病院で診察を受けることが重要です。
最後に
インフルエンザ予防接種の副作用の発生率は数あるワクチンの中でも低い部類なので過度に不安になる必要はありません。ですが、今回お伝えしたようにアレルギー体質の方等の場合は副作用の発症率は高くなる傾向にあるようです。
いずれにしても、予防接種を受ける際には必ず医師との相談をするなどして不安な点はスッキリ解決してから受けるようにしましょう!
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タグ:インフルエンザ, インフルエンザの予防接種, 副作用