クリスマスにチキンを食べるのは日本だけ!?なぜ七面鳥ではないのか!!
クリスマスって何を食べるかと聞かれると一般的にいえば
- クリスマスケーキ
- チキン
などを思い浮かべますよね。
日本ではクリスマスにケーキを食べる習慣があり、その前にメインの食事としてケンタッキーフライドチキンなどを食べる場合もありますよね(^^)
ですが、このチキンを食べるという習慣はアメリカでは一般的ではないのです。
アメリカでは主に、ターキー(七面鳥)を食べる習慣があります。
クリスマスという文化自体が輸入された文化ですから日本にも七面鳥を食べる習慣が全面に出ていてもおかしくないはずなんですが、なぜチキンになってしまったんでしょうか?
今回はそのへんの顛末をまとめてみました!
アメリカでターキー(七面鳥)を食べる様になった理由
まずはアメリカでターキー(七面鳥)がもてはやされる由来についてです(^^)なぜ、アメリカ人はクリスマスに家族でターキー(七面鳥)を食べるかといいますとその理由は、数百年前にアメリカに移り住んだイギリス人が餓死しそうになった際にインディアンから七面鳥(ターキー)やその他の野菜などを提供してもらったことがきっかけで生き延びることができたそうです。
この出来事から、祭りやお祝い事などではターキー(七面鳥)を食べる習慣がついているそうです。
ですから現在のアメリカでもクリスマスには七面鳥(ターキー)を食べるのです。
ちなみに、ほとんどの家庭では、ターキー(七面鳥)は丸焼きで食卓に上がるそうです。日本よりもアメリカはターキー(七面鳥)を食べる習慣があるので
手に入りやすいですが、日本ではほとんど手に入れることができません。
スーパーなどでチキンは販売しているのを簡単に見つけられると思いますがターキー(七面鳥)が売っているのをなかなか見かけることはあまりありませんよね??
それに、チキンに比べるとターキー(七面鳥)は非常に高価なのです(^_^;)
価格にして2~3倍はしてしまうのでチキンのほうが手軽で入手しやすいのです。
日本にチキンを食べる習慣が普及した理由!
そもそも、日本でクリスマスにチキンを食べるという習慣がついたのは安くて手に入りやすいからではなくて、ケンタッキーフライドチキンによるマーケティング戦略が理由でした。どういうことかといいますと、その当時はまだ、日本ではクリスマスにターキー(七面鳥)を食べる習慣が根付いていなかったのでケンタッキーフライドチキンを食べる習慣をつけようと企業が努力して成功したのです。
ケンタッキーがターキーの上陸を事前に阻止してしまったわけですね(笑)
まさに市場開拓と言った感じですね(^^)!プロジェクトXも顔負けの戦略です!
ちなみに今では、冬にはケンタッキーフライドチキンの売り上げは倍増するそうです。
これもケンタッキー側の企業努力の賜物ですよね!
ですがアメリカではどうかというと、冬のシーズンにはケンタッキーフライドチキンはほとんど売り上がらないそうで、閑散期だそうです。。。
クリスマスに乗っかたのはケンタッキーだけではなかった!
コカ・コーラ社もクリスマスにはイメージ戦略を行っております、それは、クリスマスの主役でもあるサンタクロースです。サンタクロースを「赤色」とイメージづけをしたのは紛れもなくコカ・コーラ社です。
コカコーラと色が同じなので、自然とコーラとクリスマスを連想させてしまいますよね!
最後に
今回は、クリスマスの当たり前の裏に隠れたトリビアのご紹介でした(^^)今は当たり前になっていることも実は企業の戦略で作り上げられた習慣だったりするんですね!
いずれにしても美味しいので私は大歓迎です(笑)
これはクリスマス以外にもあって、例えばバレンタインのチョコレートも企業の戦略によって根付いた習慣です。
バレンタインも元はキリスト教の行事ですから「キリスト教」は商業的にも狙い目だったんですね(^_^;)
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