旅館のマナー!心付けは必要か?渡すならいつ渡す?
シーズン問わず旅行っていいものですよね(^^)
国内であれば温泉や全国津々浦々の観光スポットに行くと
非日常的な気分もあいまってとてもリフレッシュしますよね。
こんな時宿泊としては旅館やホテルに泊まることが多いと思いますが、
中居さんのいる和風旅館に宿泊した際にあなたは「心付け」を
渡したことがあるでしょうか?
心付けはいわゆる「チップ」のようなものですが、
なんとも曖昧なものです。
渡して当然なのか、渡さなくてもいいものなのか微妙な
ところじゃないでしょうか?
今回は「心付け」を渡すべき時はどんな時なのか?
そして、渡すならいつがいいのかについてまとめてみました。
「心付け」は必ず渡すものではない!
心付けとは気持ちの問題がとても大きいものです。旅館に宿泊する際に基本的には「サービス料」という料金が
宿泊代金に含まれているので「通常は渡す必要は無い」というのが
一般的な考え方です。
しかし、心付けを渡したほうがいいという場合があります。
それは、プラスアルファでお世話をお願いしたい時です。
例えばお年寄りがいて介添えが必要だったり、小さい子供がいるので
手間をかけてしまうような場合は心付けを渡しておきたいところです。
「心付け」を包むときのマナー
心付けの相場は?
心付けを包む際は宿泊費の1割〜2割程度が相場と言われています。そして1,2,3,5と言った感じで切りの良い数字で渡すのもポイントです。
15,000円の宿泊費なら2,000円と言った具合で場合によっては端数は
切り捨て、切り上げして調整しましょう。
いくら1割、2割と言っても厳密に500円玉を合わせて渡すのは止めましょうね(^_^;)
また、上限の金額としては10,000円程度です。
10,000円を渡すような時は、よほど高級なお部屋に泊まるか
団体旅行などの場合なので個人旅行で渡すことはほとんどありません(^_^;)
心付けは「包み」ましょう!
渡す時のポイントとしてはぽち袋などに入れて渡しましょう。2,000円、3,000円だからといってダイレクトに現金を渡してはいけません。
あらかじめぽち袋を用意しておいたり、最悪の場合でもテッシュペーパーで
包むなどして渡しましょう。
「心付け」を渡すときのベストタイミングは?
さて、「心付け」をいざ渡そうとなった時に困るのが「タイミング」です。渡すタイミングは「早いほうが良い」というのが暗黙の了解です。
旅館に行くと、中居さんが最初に挨拶や旅館の説明などをしながら
お茶を用意してくれますよね(^^)?
ここが狙い所です(笑)
この時の去り際に、さり気なく「よろしくお願いします。」と
渡しましょう。
また、具体的に手間を掛けることがわかっている場合、
例えばお年寄りの介添えが必要な場合などはあらかじめ
「どのような理由で余計に手間を取らせてしまうのか」
などの説明やお願いをしておくと中居さんとしてもスムーズに
サービスが出来ます。
「心付け」を断られた場合は?
現在は旅館であっても金銭の授受には厳しいところも多くなっています。心付けを渡そうとしても断られてしまう事があるかもしれません。
そういった場合には「気持ちですから・・・」と二回目をトライしてみて
それでもダメなら潔く引きましょう。
一度目の断りの場合は個人的に断っている場合がありますが、
二度目も断る場合は心付けなどをもらうことを禁止されていたりして
本当にダメな場合があります。
相手に迷惑をかけてはいけませんからスマートに対応しましょう。
心付けはあくまでも「気持ちの表れ」ですからね(^^)
最後に
現在では心付けを渡す習慣はだいぶ廃れてきているようなので必須事項ではありません。
あくまでも「お世話になる気持ち」であることを
理解して、必要な時に渡せばOKです。
案外、心づけを渡す必要があるようなシーンは少ない
かもしれませんが、いつ何があるかわかりませんから
知識として頭の隅に入れておきましょう(^^)
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