がんの放射線治療の費用はいくら?坂本龍一は放射線治療する?

坂本龍一さんが中咽頭がんであることが7月10日に発表され話題に

なっていますね。

 

中でも、「反原発」を主張する坂本龍一さんは放射線治療を受けないの

ではないかという憶測も報道されたりして注目されています。

 

がんは生活習慣病の中でも特に有名ですが、最近では医学の進歩もあり

けっして「治らない病気」ではなくなってきていますよね。

 

特に手術しなくてもがんを消滅させることすら可能である

「放射線治療」とその費用について今回はまとめてみたいと思います。

スポンサーリンク


放射線治療とは

放射線治療はよく耳にする反面、意外と詳しく知らない部分がありますよね。

ここでは、放射線治療はどういうものかを説明していきたいと思います。

 

放射線治療は基本的にあらゆるがんに対応している治療法です。

かつては、再発防止やがんの拡大の抑制の為に行われる事が 多かったようですが、

最近では手術の代わりにがんを根治させる 事ができるレベルに技術が発達しています。

手術をせずに治せるということで通院のみで完治できる場合もあります。

 

アメリカでは患者の6割が放射線治療を受けているそうです。

 

放射線治療のメリット・デメリット

メリット

手術をしないので体に傷を付けないため臓器や体の見た目を

保つことができます。

 

たとえば、坂本龍一さんの中咽頭がんや、つんくさんの咽頭がん

などは手術をする場合 喉の一部を切ることになりますから、

声を失ったりしてしまう大きな代償がつく可能性があります。

これに対し、放射線治療で完治すれば声を失うこともなく、

治癒率も手術と代わりません。

 

早期発見することができれば放射線治療が望ましいと言えますね。

 

また、手術をしない場合、入院しないという場合が多いので入院費用

がかからない点も メリットですし、仕事を長期にわたって休む必要もなく

収入面の不安もなくなります。

 

デメリット

放射線治療には残念ながら副作用があります。

 

放射線治療は、放射線によってがん細胞を焼くので周囲の健康な

細胞まで痛める事にもなります。それによって細胞組織の回復力が

低下することなどがあるので 体調が悪くなる事があります。

 

主な副作用

1.急性副作用(一時的なもの)

食欲不振、疲れ易くなる、貧血、治療部位の皮膚の変色

頭痛、吐き気、めまい、脱毛、下痢など

 

2.晩発性副作用(重度の副作用)

高次機能脳障害、白内障、味覚異常、肝機能・腎機能などの低下、不妊など

 

副作用についてはほとんどが一時的な物が多いのですが、放射線を当てる 部位や、

症状によって重度の晩発性副作用による機能障害などが発生する 場合があります。

 

治療自体が緻密なデータに基づいて行われるものなので晩発性の副作用 は最小限に

抑えることができるのですが場合によってはこれらのリスクを どうしても取らないと

いけない場合もあるということは忘れてはいけません。

 

こういった場合は、放射線治療によるメリットが晩発性副作用のデメリット

を上回る場合に放射線治療が行われますので、医師との話し合いによって

決めることになるでしょう。

 

放射線治療の費用は

「放射線治療」と聞くと「高度な医療技術」というイメージが有りますよね。

ですが実際は保険も適用されますので手術よりも安い場合が多いんです。

 

がんの種類などにもよりますが、3割負担で実質の費用は 10万円から40万円以内で

できる場合もあるようです。

 

手術と比較しても半額以下に収まる場合も珍しくありません。

 

またがん保険などに加入されていればそのほとんどをの負担を保険を

利用することで補償してもらえます。

 

参考までにに費用の一例はこちらをご覧ください。

ガン予防

 

放射線治療はもう特別な治療法ではありません。

もし自分自身や身近な人ががんになってしまったら、放射線治療を選択

できるのであれば是非医師と相談してみていただけるといいと思います。

 

がんの完治は早期発見が1番です

がんを早期発見するためにはやはり定期健診を受けていただくのが一番です。

自覚症状が出てからでは遅い場合が多いですからね。

 

特にがんは40代位から急増すると言われています。

 

1年や2年に一度の検診ですので面倒臭がらずに行きましょうね。

がん検診はほとんどの自治体で定期的に行われています。

費用も無料から2,000円程度となっていますので金銭的な

負担は重要性から考えればけっして高く無いといえるでしょう。

 

お住いの地域のがん検診に関してはこちらを参考にしてください。

厚生労働省 市区町村がん検診に関するホームページリンク集

 

もしがんになってしまった時に備えましょう!

スポンサーリンク

あわせて読みたい関連記事



このページの先頭へ