ノロウィルスに感染!!症状が治まったら出勤できるのはいつから??

毎年冬の時期には「ノロウィルス」に感染する人が増えてしまいます。

 

ノロウイルスによる感染症はウイルスによる食中毒の代表的なもので、下痢や嘔吐、発熱など非常に辛い症状に見舞われます(汗)

ノロウィルスに感染した際に気をつけることは二次感染による被害を広げないことです。ノロウィルスは感染力が強いのが特徴です。大人がかかった際には職場に感染者を増やさないようにしっかりと回復するまで休むことが大切です。

 

そこで、今回はノロウィルスに感染してしまった場合に職場復帰できるのはいつぐらいからかについてご説明したいと思います。

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ノロウイルスは治った後が一番危険!

ノロウイルスは感染から1日〜2日で症状を発症します。症状としては以下の様なものが挙げられます。

 
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐下痢に伴う脱水症状
 

これらの症状は、大人の場合は体力もあるので1日〜3日程度のうちには回復する場合がほとんどですが、二次感染を防ぐという点では症状が治まった後でも注意が必要なんです。

 

腹痛

 

ノロウィルスは症状が治まった後でも体内で感染力を持ったまま残っており、しばらくの間は自分からノロウイルスを移す可能性があるという考えを持っておく必要があります。基本は感染者の嘔吐物や糞便から感染するケースが多いので子供が感染した場合に親が感染してしまうということが多いのですが、ノロウイルスは空気感染もするので、感染力を持っている段階で他人と接するとうつしてしまう可能性が十分にあるのです。

 

ノロウイルスの感染力は発症から一週間程度はあり、特に発症後の3日間は感染力が特に強いといわれています。自分の体調が良くなったからといってもうかつに会社に出勤してしまうとあなたが原因となり職場にノロウィルスが原因のウイルス性の急性胃腸炎を広めてしまうことにもなりかねません。

 

ノロウィルスに感染した場合最も注意すべきは体調が良くなってもすぐに職場復帰すべきではないということです。

 

万全を期すならば5日から一週間程度は安静にするのが理想です。

 

体調の回復したということは感染させる心配がなくなったということとイコールではないので、会社や医師と相談し十分な休暇を取る必要があります。最終的な判断は検便による検査などを経て治癒証明を病院で発行してもらうことが理想的です。

 

医師

 

病院で診断書をもらいしっかりと休養しましょう!

もし、口頭で「ノロウィルスによる急性胃腸炎」と伝えて会社が十分な休養を取るように指示してくれればいいのですが、すべての会社がそうとも限りません。ですが、無理に短い休養の後に出勤して職場に感染を広げてしまっては会社としては不利益を被る事にもなります。

 

ノロウィルスの感染症は自分だけの問題ではありません。もし、十分な休養をもらうことが口頭では難しい場合には面倒でも病院で診断書を発行してもらうべきです。ノロウィルスはインフルエンザのように法律で出勤を制限するものではありませんが、十分な対応をすることが会社としても必要とされます。

 

極端かもしれませんが、後で「ズル休みだったのでは?」などという疑いをかけられないためにも病院には必ず行きましょう(^_^;)

 

会社のノロウィルスに関する認識が甘いような場合もありますので、しっかりとどれくらいの休養が必要かなど具体的に診断書を書いてもらうようにお願いするといいでしょう。

 

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